権利確定日、権利落ち日、権利付き最終日とは?
ちゃんと理解していなかったので、ちょうど良いタイミングなので理解してみました。
権利確定日
企業が「この日に株主優待の名簿を完成させます」というように決めた日。
配当金支払先や優待の送り先の住所録を作る期限(納期)的な意味合いのようです。
この日に対象者の名前が書いてあるノートを完成させますという日のイメージです。
権利付き最終日
この日までに当社の株式持っていた人をリストに加えますよという期限日です。
この日までに株式を買って保有していないとリストに名前が載ることはないのです。
権利確定日の2営業日前が権利付き最終日です
権利落ち日
名簿登録の期限が切れた日とのことです。
この日には売って良いとのことです。
権利付き最終日に向かって株価が上がって、名簿に載ったら売る人が多いので株価は下がる傾向があるようです。
テクニック:空売りで株主優待を手に入れる方法
ヘッジの技術と同じで、権利付き最終日までに現物株を買うのと同時に信用口座で空売りをします。
信用口座で空売りをするということは、証券会社から株を借りて売っているわけなので株主優待は借りた証券会社の物です。
しかし現物で株を持っているのと空売りを同じ量しているので、上がっても下がってもそれぞれ逆の動きをするのでプラスマイナスゼロ、株主優待だけ手に入れられるという算段です。
権利落ち日に、下がるのか上がるのかで現物を先に決済するか、空売り分を先に決済するかを決めることで利益微増で対応できるという算段のようです。